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ときあわせ

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明るい夜空に浮かぶ音を眺めながら、
震える箱の数字が変わるのを待つ。

1+10×4=3

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喜楽が降り注ぐ夏が開いた。
朝に、昼に。
西から、東から。

夏顔

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久しぶりに出会って
ふと足を止めた。
鮮やかに染めた肌が
誇らしげに揺れている。

懐刻

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幾重もの乾いたタイヤの摩擦音が降る鈍色の空。
不思議と安堵感を生むこのリズムは、
耳底に染み付いた眠れない夜の記憶。

通り雨

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怒り出した空が足元を叩き、
虹が映る溜水が沸きあがる。

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君はいつもちょっと照れたように笑う。

398

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眩むほど高く伸びては映る
初めての三角錐。
ふと見下ろした足元で
風に揺れ動く姿は龍のよう。

詰め込んだ果てには

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いつのまにか、
ぷぅと膨らませた頬が揺れている。
なにを溜め込んでいるのか、
なにを吹き込んでいるのか。

影とふたりで

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陽だまりの中で風を読む鼻。
おあいこの影が聞き耳をたてている。

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迷わず進む音が残した痕跡。
導く光を手繰りよせた寂寞。
宿望は鷹揚として歪まない。

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